PCキーボードの選び方と格安キーボードレビュー

パソコン

PCキーボードにには、メカニカル式、メンブレン式、パンタグラフ式などがあります。

メカニカル式は、キースイッチにメカニカルな機構を用いたもので、高耐久性や正確なキータッチが特徴でゲーミングPCなどでよく使用されます。ただし高価な商品が多く、通常の事務作業やブラウジング目的にはオーバースペックです。価格は5000円~です。

メンブレン式およびパンタグラフ式は、低価格で薄型なため多くのPCで採用されています。一般的なキーボードと言えます。ゲーム用途以外であれば、こちらから選べば問題ありません。価格は1000円~と非常にリーズナブルです。

キーボードとPCの接続にはいくつか方式が有ります。

・有線接続:USBケーブルでPCに接続するタイプで、もっとも安価です。

・無線接続:専用のUSBレシーバーをPCのUSBに接続するタイプです。レシーバーをUSBポートに接続するだけで準備完了です。ペアリングが不要の為、接続が非常に簡単です。ただし、レシーバーを接続した機器としか通信できませんので、複数端末でキーボードを共有したい場合には毎回レシーバーを差し替える手間がかかります。

・Bluetooth接続:USBレシーバー不要で無線接続が可能です。複数端末にペアリングできる機種もあり、キーボードを共有できるため便利です。私はPCとiPadで必要に応じて切り替えて使用しています。マルチペアリングは非常に便利ですね。デメリットとしては、初回使用時にはBluetoothのペアリングをする必要があることです。一度ペアリングしてしまえば特に面倒なことは無いのですが、機械が苦手な方には若干ハードルが高いかもしれません。また、Windowsのセットアップの際にも使用できませんので、デスクトップPCやminiPC等を購入予定でBluetoothキーボードをご使用予定の方は、Bluetoothキーボードに加え、有線またはレシーバータイプの無線キーボードが別途必要になりますのでご注意ください。

ELECOMTK-FBM119/120のレビュー

ELECOM TK-FBM119/120は、日本のエレコムが開発したフルサイズのキーボードで、2000円強で購入可能です。特徴は下記の通りです。

⭐︎安価

 2000円程度で購入可能です。包装は簡易的でしたが、その分安価と考えれば好感が持てます。このぐらいの価格であれば、試しに買ってみるのもアリではないでしょうか。

⭐︎Bluetooth接続

接続はBluetooth接続です。USBレシーバーが不要な為、一度ペアリングする手間は有りますが、様々な機器と接続可能です。通常USBレシーバーはUSB type Aですので、スマホやタブレットPCには接続が難しいですが、Bluetooth接続であれば問題ありません。最初にペアリングする手間はかかりますが最初だけですので、それほど面倒ではありません。

⭐︎Bluetoothマルチペアリング3台

最大3つ、同時にペアリングできます。写真右上の1/2/3のボタンを押すことで機器の切り替えが可能です。私はPCとiPadをペアリングし、必要に応じて使い分けています。専用ボタンのワンタッチで切り替わりますので非常に便利です。複数端末でキーボードを共用したい方にはお勧めポイントです。

⭐︎単4電池1本で駆動

駆動は単三乾電池一本です。電池持ちは、1日8時間使用で8か月だそうです。これだけ持てば電池交換の手間も気にする必要は無いですね。

⭐︎windows/android、iOS、Macのモード切り替え可能

モード切替簡単です。Fnボタンを押しながら切り替えたい機器に合わせたボタンを押せば、設定が切り替わります。これも非常に簡単で良いです。

⭐︎119はテンキー(数字のキー)無し、120はテンキー有り

テンキー(数字のキー)の有り無しで2種類あります。値段は若干テンキー有りが高いですが、数百円の違いですので、スペースとテンキーの使用頻度で選べばよいです。私は自宅用にテンキー無し、会社用にテンキー有りを使用しています。

⭐︎打ち心地が良い

キーストロークは2.5 mmで”ちゃんと打った感”があります。うち心地は軽めだと思います。

必要な機能は一通り揃っており、うち心地も(個人的には)OK、さらに安価ということで、非常にコストパフォーマンスが高いと感じます。大変おすすめのキーボードですので、とりあえず購入してみるのもアリですよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました